未婚女性だけが許された髪型である文金高島田。
着物姿を最も美しく見せるために考えられた髪型ですので、やはり、綿帽子、角隠しにはぴったり映えます。鬘は、サイズをみるため、鬘合わせをすることにより、自然な鬘を当日使用することが可能です。

サイズを指定し、花嫁様のサイズに合わせて、専門のスタッフにより、当日に合わせ結いあげをされ届きます。

また、黒髪、茶髪などの選択肢や、雰囲気を変えるために、尾長を使用するなども対応可能。正統派な花嫁様をイメージしておられる新婦様にお勧めです。

昔の鬘のような重さはなく、昔の鬘はおおよそ重さは、1,2㎏ありましたが、現在は非常に軽量で500g以下しかなく大変使用し易く、生え際はメッシュになっており、ナチュラルになじみます。 簪も大変きれいに使用でき、やはり特に白無垢の花嫁様にはお勧めです。

一般的には胸元くらいまで自毛の長さがあれば結うことが可能ですが、髪の毛のすき具合などによりまげの部分にのみ、つけ毛を足して使用することも可能。

昔は多くのヘアメイクさんが対応可能でしたが、近年では需要の関係上、対応できるヘアメイクさんも少なく、また、自毛結い後の洋髪にも対応できるヘアメイクさんが少ない事が現実ですので、ご希望の方は事前に、お伝えいただくことをお勧めします。

やはりご自身の髪の毛ですので裾や、おでこなどの生え際は大変自然でお勧めです。 自毛結いの際はお時間が余分に掛る事が想定されますのでスケジュールも含めご検討ください。

鬘に抵抗がある花嫁様にお勧めの、最近人気の半かつら。

顔周りを残し、部分的な鬘を付け、顔周りは、ご自身の髪の毛をなでつけて使用する鬘。 生え際などに自毛を使用するため、違和感がなく非常に人気。

もともとは時代劇などで、役者さんが使用していたものが、一般的にレンタルが可能になり、価格も舞台用から一般婚礼使用に際し安価になり、鬘は・・・という花嫁様にも人気です。

ただ前髪を上げて鬘になでつけますので、挙式を半かつら、お色直しを洋髪の際に、前髪の長さ、その後の雰囲気によっては、難しい場合も出てきますので、事前に検討の上、ご決定ください。

和婚の際のメイクとして昔は水化粧と呼ばれる化粧方法が一般的でした。こちらのメイクの方法は最近では和装は、白塗りをすると言うイメージから和装のそのものを止めてします方などが出て、白く塗る事に抵抗のある花嫁様も多く近年は水化粧使用はなく、通常の雰囲気をあまり変わらず、抵抗なく、メイクを仕上げることが多くなっております。

昔ながらの水化粧は専用の下地を塗りこみ、その上に水に溶いた白いおしろいを塗るといった内容です。

花嫁様の口紅が赤いのは、魔除けのためと言われ、白無垢の際などは赤い口紅を使用することが多くなります。

やはり、生え際や裾の産毛のケアは必須ですので、結婚式の③日前までには済ませておきましょう。（肌の弱い新婦様は少し早めにケアしてみてください）